最悪のコースである紀伊水道北上よりは西のコースを辿ったため、家が揺れるような暴風は吹かなかったものの、何せスピードが遅いため長時間にわたり雨風にさらされました。特に雨は夕方にはやむだろうと思っていたのに18日になってもまだ止まず、数時間前にはいったん解除されていた大雨警報がまた発令。
今回の台風による総雨量は400ミリを超えそうです。
夕方車で山に登ってみると、水路も兼ねた農道は雨水をたくさん集めています。ところどころにある溝の上にかかったグレーチングは土砂で埋まり、あまり役目を果たしていません。竹が倒れて通りにくいところも。アボカド畑ではイノシシに壊された石垣の大きな石が雨によって崩れ落ちて道路を塞いでいます。しかたなく石を脇に寄せて進みました。6メートル以上あるアボカドの木はすべて異常なし。
果実はいくつか落ちていましたが、想定内の被害でひと安心。
採らぬアボカドの皮算用が崩れないよう祈るばかりです。
道に落ちていたアボカド
この台風が過ぎれば梅雨明けして欲しいものです。
みかんは今頃細胞分裂を終えて、液胞に水分をためていく「水入り」という時期を迎えます。
これから晴天が続けばおいしいみかんが出来ます。
昨年は残念ながら雨の多い8月でした。